▶プレスリリース(「茂林寺沼湿原」保全・活用100年プロジェクト)
《環境省「良好な水環境保全・活用モデル事業」》
■環境省では、豊かな水辺等の良好な水環境の保全・活用による地域づくりにより、良好な水環境を活かした地域の魅力度の向上、地域活性化を推進するモデル事業を実施しています。
■令和7年度は21件の応募があり5件が選定(採択)されました。
▶環境省サイト
■事業概要 ▶良好な水環境(概要版_R7)
□公募対象地域:
全国の水環境等の保全・活用等による地域課題の解決に取組む地域(※閉鎖性海域等の沿岸地域は対象外)
□公募団体:
地方公共団体、公益法人・NPO法人・企業・学校法人・観光協会等の民間団体またはこれらを構成団体とする協議会等
□対象事業: (申請額上限額=税込300万円)
⑴水環境等の保全・調査活動
・地域の自然的特性や歴史・文化・産業の観点を踏まえた水辺や湧水、地下水の保全・創出活動
・水道水源である森や川からの流域一体的な保全・調査
・水域生態系・水質の調査、普及啓発ツールの検討
・水域生態系の保全活動の経済価値評価、効果の見える化 など
⑵水環境等の活用方策の検討
・地域の環境資源の掘り起こしやブランディング、地域特産品づくり
・きれいで豊かな水を活かした地場産業の維持・振興 など
⑶水環境等の保全・活用のための体制づくり
・⑴、⑵のための体制構築
・水に関わる取組を通じて地域内外の交流等を促進させる活動(地域協議会等の組織の設立・運営、シンポジウムの開催等)
《館林市「『茂林寺沼湿原』保全・活用100年プロジェクト」》
▶「令和7年度良好な水環境保全・活用モデル事業」館林市
■令和7年度は21件の応募があり、館林市が申請した「『茂林寺沼湿原』保全・活用100年プロジェクト」が選定(採択)されました。
■本事業では「茂林寺沼湿原」の健全化を図るため地域の多様主体との連携体制を構築するとともに、魅力発見調査や環境整備トライアルなどを実施し、環境保全・整備コスト削減と地域型自走サイクル確立を目指します。地域ぐるみで茂林寺沼の100年後を構想しながら、湿原の再生に取り組みます!
■申請概要
□申請団体: 館林市教育委員会
□事業概要:日本有数の低層湿原であり、消滅の危機に瀕している茂林寺沼湿原において、湿原利害関係者を含めた地域の多様な主体との連携プラットフォーム 「茂林寺沼湿原100年会議」を構築する。魅力発見調査、維持管理トライアル等の活動を通じ、地域ぐるみでの湿原(里沼)の再生を目指す。
□実施内容:
⑴茂林寺沼湿原100年会議の構築
⑵地元小中学生のフィールドワークによる魅力発見調査と「茂林寺沼タイムス」による情報発信
⑶地元ボランティアによる里沼の保全、維持管理トライアル など
■担当:館林市教育委員会 文化振興課 文化財係