日本遺産「里沼」にちなんだ楽しい給食を提供します!
令和元年5月20日、文化庁日本遺産に館林市のストーリー【里沼(SATO-NUMA)―「祈り」「実り」「守り」の沼が磨き上げた館林の沼辺文化―】が日本遺産に認定されました。
日本遺産「里沼」にちなみ、館林市教育委員会学校給食センターでは、令和5年4月から6月にかけて、食育の一環として“里沼献立”を下記のとおり提供いたします。
●日本遺産「里沼」にちなんだ給食献立は、今回が初めての試みになります。
●「里沼」の恵みが食文化(食材や食品産業)につながっている館林市ならではのメニューです。
第1回(4月) “守りの沼”・城沼
■献 立:百年小麦うどん、きつねうどんの汁、レンコン入りかき揚げ、ブロッコリーとチーズのおかか和え、牛乳
■提供日:小学校=27日(木) 中学校=14日(金)
■献立のイメージ:「きつねうどん」は、うどんの上に油揚げを乗せた料理で、その油揚げ=別名「いなり」は、館林城の築城伝説で登場するきつねの大好物とされています。うどんは、子どもたちからも大好評の地場産品である「百年饂飩」を使います。また、「レンコン」は、約150年前にも城沼ではたくさん獲れていたという記録があります。今回は、レンコンをかき揚げにして子どもたちに味わっていただきます。
第2回(5月) “祈りの沼”・茂林寺沼
■献 立:ごはん、たぬき汁、ホキのお茶フライ、きゅうりの塩昆布和え、牛乳
■提供日:小学校=22日(月) 中学校=23日(火)
■献立のイメージ:茂林寺は「ぶんぶくちゃがま」というたぬきが茶釜に化けたという昔話が有名ですが、今回は、そのたぬきに因んだ「たぬき汁」を提供します。「たぬき汁」は、動物のお肉などを使わず、野菜や豆腐など植物性の食材だけを使った精進料理のひとつで、こんにゃくを肉(たぬき)に見立てたお味噌汁のことです。また、「ホキのお茶フライ」に使われているホキは地球の南半球などでよくとれ、フライやちくわなどによく使われる栄養豊富な魚ですが、茶釜に因んで衣に茶葉をまぶしてフライにします。
第3回(6月) “実りの沼”・多々良沼
■献 立:ゆめロール、鶏肉のホワイトソースかけ、枝豆サラダ、大麦スープ、ぽんちゃん麦落雁、牛乳
■提供日:小学校=15日(木) 中学校=16日(金)
詳細はこちら ▶230522日本遺産里沼献立.PDF
問い合わせ:
学校給食について=館林市教育委員会学校給食センター給食係 メール:kyushoku@city.tatebayashi.gunma.jp
日本遺産「里沼」について=館林市教育委員会文化振興課日本遺産推進係 メール:nihonisan@city.tatebayashi.gunma.jp